私と彼は、一度も同じクラスになったことはないけれど、小学校と中学校が一緒でした。
高校は、私は女子高、彼は男女共学の高校に進んだ為、別々になりました。
小学生の時は、お互い足が速かった為、市内体育祭の時、お互いが、短距離走とリレーの選手で、その順番がスタートと、全部一緒でした。
毎日放課後にリレーのスタートの練習があり、その隣がいつも彼でした。
私は人見知りだったので、ただひたすら先生の言う通りに走りに没頭していたら、ある日、クラスが別で話をしたことがない彼が、前から喋っていたかのように、「足速いな」と、自然に話しかけてきたのです。
えっ、と驚きつつ、あやふやな言葉を毎日交わしていた記憶があります。
そして月日は流れ、お互いが20歳の時、出勤途中、毎朝すれ違っていたらしく、彼からある日突然電話がかかってきました。
「結婚を前提にお付き合いしてください」と。
当時、私は他にお付き合いをしていた方がいたのですが、こっちの彼の方がいい!と、即座に乗りかえることにし、付き合っていた彼に「他に好きな人ができたから、別れてください。いえ、別れますので。さようなら。」
と、今思えば、なんて一方的でひどいことを言ってたんだろう。本当にとんでもないダメ女だったと思います。
そして、彼とお付き合いが始まりました。
ほぼ毎日会っていました。
彼が出張になった時も、車で約2時間半離れたところから、毎日会いに来てくれました。
4年後、私達は結婚しました。もちろん、今でも仲良く暮らしています。