結婚相談所から本気の恋愛に!星好き彼とのなれそめ

彼を始めて見たのは、結婚相談所のファイルの写真でした。

ごく普通の容姿、中肉中是の5歳年上の彼は、愛車のバイクと一緒に屈託の無い笑顔でにっこり微笑んでいました。
なんてことない笑顔なのに、私はその写真を見た時、「絶対この人いい人だ!」と不覚にも好きになってしまいました。
それからトントン拍子で話しは進み、お互い初めて顔を合わせる日が来ました。
彼は写真で見た通り、少年のようなキレイな目をした人でした。

最初は紹介所のスタッフの方を交えて、カフェでお茶をしましたが、私と彼が前から知っているみたいに盛り上がったので、早々に二人きりにしてもらえました。

彼は星が大好きで、一人、夜の山に星を眺めに時々通っているとのことでした。奇遇にも私も夜空を眺めるのは好きだったので、明日の夜、二人で星を見に行く約束をしました。

星を見に行く日、夕方私の家に迎えに来た彼の車は、山の中へとどんどん入って行きました。昨日会ったばかりの男性と二人きりで山の中にいるのに、全く不安はありませんでした。

やがて、彼お勧めの星が綺麗な場所へ到着すると、彼は手慣れたてつきで折り畳み椅子を二つと、望遠鏡を組み立てました。

空には街中とは比べものにならない程の、たくさんの星がキラキラと瞬いていてとても素敵でした。

しばらく二人で綺麗な星空を眺めていたのですが、11月の山の上は意外と寒くて、薄手の上着を羽織っただけの私は、次第にガタガタと震え始めました。

すると彼はそっと自分の上着を脱いで、私の肩にかけてくれました。
そして私の目をじっと見て、
「実は初めて写真を見た時から、ずっとマナちゃんが好きだった。俺の彼女になってくれる?」
と告白してくれました。
「うん、こちらこそよろしくね」
と返事をすると、彼は私を後ろからぎゅっと抱きしめながら
「ありがとう。よかった!大切にするから」
と言ってくれました。

それから彼とのお付き合いは順調に進み、半年後にはプラネタリウム設備のある場所で念願の星空の結婚式を挙げました。