最後のお見合いで決まりました

35歳までなかなか結婚できず焦っていました。もともとモテルタイプではなく、女性と付き合った経験もなかったので、親が紹介するお見合いを繰り返していました。

母親が紹介するタイプは、家事手伝いの女性が多く、どちらかというとお嬢様タイプでした。ある女性はピアノだけ弾かせてくれれば良いという方で、2人で生活していけるのかどうか不安で断りました。

親の紹介する範囲の女性では無理だと思い、一大決心して結婚相談所に申し込みました。これで何とかなるかな、と思っていましたが、甘かったです。最初は数人と続けてお見合いすることができましたが、最初にお会いしたときに相手から好意を持たれていないことがすぐにわかりました。

2回会うことはなく、振られてばかりでだんだん気が滅入ってきていました。当時は1年契約でしたので、年会費ももったいないこともあり、最後にお見合いしたら脱会しようと考えていました。

最後に会った女性は年が7歳離れていて、母親との同居が条件でした。妹はすでに結婚していました。父親は既に病気で亡くなっていたので、母親の面倒をみなければならない立場の女性でした。

会ったときは、父親を亡くしてから日が浅かったようで、元気がなかったです。さらに保育士の仕事を続けたいということなので、共働きになります。

今まで母親から紹介された女性とは異なる境遇でしたので、興味を持ちました。さらに相手の女性が最初のお見合い相手が私だと聞いたときにチャンスかなとも思いました。

話をしていると、保育士さんの仕事が大変そうでしたが、やりがいがあると目を輝かせていました。
目が大きくて、話し方もおっとりしているところに好感を持ちました。その方は男性とつきあったこともないようでしたので、お互い2人とも恋に慣れていなかったところがよかったです。

何度かお会いしているうちに、自然と結婚しようかなという雰囲気になりました。
現在彼女の母親と同居していますが、あまり不自由を感じたことはないです。2世帯住宅ではなくても問題ないです。私の両親は妻となる女性の母親と同居することに反対していましたが、ここで結婚できないとおそらく独身のままだと説得しました。

今でも、妻はそれが初めてのお見合いでしたので、「他の男性ともお見合いしたかった」と本気か冗談かわからないことを言って笑っています。