運命の出会いだと感じた。ラブストーリーは突然に。

初めて会ったのは、冬の少し寒い日でした。何気なく登録していたSNSでの出会い、一緒にご飯でも行きましょうなんて言うやり取り、若者らしいことをしているな、なんていう感覚でした。待ち合わせ場所で待っていたその子は、思っていたよりもずっとかわいかったのを覚えています。白いコートが良く似合っていて、正直、どきっとしました。これが一目ぼれか、という感覚でした。

寒いから早くお店に入ろう、と、焼き鳥がおいしいいい感じな居酒屋さんへ。最初の一杯ビールが至福、という方も多いと思いますが、僕はあまり好きではなく、でもビール感があって、かついい響きなシャンディ・ガフを注文。そうしたら私も好きなんだー、と彼女もシャンディ・ガフ。おんなじだねと笑うその子の可愛さといったら。僕は芸人ではないですが、思わず『ほれてまうやろー』と叫びたくなるところでした。

温かいものが食べたいなと、もつなべを注文しながら、焼き鳥を選んだ時にも思い出が。お互い緊張しているからか元からか、空耳の多いこと多いこと。せせりをパセリに聞き間違えた時には、さすがにお互い大笑いしました。

話していくうちに、お互いが似たもの同士であることに、うすうす気がつきはじめました。地方出身で自然が好きなところ、出かけるときには帽子をかぶるところ、コーヒーが嫌いなところ、、こんなにかぶるの!?というくらい共通項が多い二人が打ち解けることはそう難しいことではありませんでした。

楽しい時間はあっという間に過ぎ去って、帰りの時間。次のデートの約束を決めて、僕らは岐路についたのでした。