初めて彼のことを知ったのは中学に入学してすぐの頃。同じクラスで同じ委員に選ばれていたのですが、私はまだ彼のことを把握していませんでした。ある日、隣のクラスから彼のことをかっこいいと見に来る女子がいて初めて彼のことを認識しましたが、まだ幼く恋愛に疎かった私は特に何の感想も抱かなかったと記憶しています。そしてある日曜日、偶然にも隣町の本屋さんでバッタリと遭遇。そのときの彼の私服が中学生にしてはダサかったので、その後の私の恋愛候補からはアッサリ外れました(笑)。しかし中学1年の終わりころには彼が私のことを好きだという噂が出回り、私も少しは彼のことを意識するように。高校受験のころには私と彼は学年トップを争う間柄になっており、私にとっては恋愛対象というよりずっとライバルのような感じでした。高校では理数科という特殊なクラスで3年間同じクラスで過ごしましたが、私たちは友達という関係のまま。そしていつしか大学生、社会人とお互いに他の人と恋愛をしつつも、つかず離れずの関係が続きました。
社会人となった彼は努力の結果それなりにエリートという道を歩んでいて、ふと気づくと私の周りには彼以上のスベックの男性はいないことに気がつきました。中学の頃からの付き合いなので人となりは把握しているし、冷静に考えて結婚するなら彼しかいないかもしれないと思い、彼が転勤になると聞いたときに思い切ってこちらから告白。そのときの彼のしてやったりの顔を見てどこか悔しく長年の攻防に負けたような気分ですが、今では3人の子宝にも恵まれ、彼も一層仕事に精を出してくれて幸せに暮らせているのかな、と思います。ただ、中学校や高校の同窓会に行くのが少し気恥ずかしいのがネックですね!