優しくて可愛い年下の彼に一目惚れ

私が彼に出会ったのは転勤先の職場でした。

Uターンで十数年ぶりに実家のある田舎に依願転勤で戻った時の事です。私の田舎はかなり方言がキツイ地方です。
私の仕事は主にクレーム対応で久しぶりの田舎のキツイ方言に心が弱っていた時に社内で唯一、標準語の彼と業務の電話で話したときになんだか仲間とやっと話が出来た気がしてほっとしたような懐かしいような気持ちになりました。

その日から何となく彼の事を意識するようになり始めて、業務でわからないことがある時には彼が担当でなくてもほとんどの事を彼に教えてもらうように電話してしまっていました。

彼は例え自分の担当の件でなくても優しく教えてくれました。必ず教えてくれた後に笑いながら、僕が担当じゃないんだけどねって、爽やかに電話を終えました。

同じ会社でも部署は違うし彼は営業課だからほとんど外回りで会社内に居なくて、姿を見かけるのも数日に1回見れたらラッキーなほうで。

そんなやりとりで2年が過ぎようとしていた頃、私の同部署内の女性の先輩に好きな人は居ないの?と聞かれました。真っ先に彼の事が浮かびました。先輩に彼の事を話しました。私はそのままの関係でも、こじれるくらいならそのままが良いし、彼はどう見ても私より年下だから私のようなおばさんは相手にしてもらえないって言ったのですが、先輩の告白しましょうお節介が止まらず、結局渋々振られるのを覚悟して彼の個人携帯に電話しました。

そして、良かったら今度食事に行きませんか?と伝えました。すると彼は、いいよと明るく即答してくれました。
その時点で私が知っている彼の事は、名前、携帯電話番号、同じ職場で部署は違うけどなんでも優しく教えてくれる人、私よりもしかしたらかなり年下の男性。ほんとにこれだけしか知らないのに好きになりました。

彼に食事のOKを貰ってからは、それまでどうせ無理と気持ちを押さえていたのが止まらなくなり、メアドを教えて貰ってメールしたりほぼ毎日電話したり、始めて食事に誘った電話の日から1か月後には同棲をし始めて、その1か月後には入籍をしました。そして今、結婚して8年目を幸せに過ごしています。